【もう3パットしない!】パターの距離感を養うシンプルで効果的な練習法
ラウンド中のパット数を正確に記録していますか?
ゴルフにおける正式なパット数の数え方は、「グリーン上で打った回数」を指します。
・パター以外のクラブ(アイアンなど)でグリーン上から打った場合も、この回数に含めます。
・反対に、グリーン外のカラーやエッジからパターで打った回数は、パット数には含めません。
・一度グリーンから外に出てしまった場合も、そのホールでグリーン上から打ったトータルの回数をパット数として記録します。
・例外として、グリーンエッジから直接ホールに入った場合のパット数は「0」と記入します。
理想的には18ホール全て2パットで合計36パット(トータルスコアの約40%)に抑えたいところです。
では、どのような状況での3パットは特に避けるべきなのでしょうか、また3パットを減らすための効果的な方法はあるのでしょうか?
今回は、パッティングに関する考え方や具体的な練習法について詳しくお話させていただきますね。

目次
■ PGAツアートップ選手のパット成功率から学ぶ「現実」
世界トップレベルのPGAツアートップ選手でさえ、パットの成功率は私たちが想像するよりもシビアな現実があります。
| パットの距離 | パットの成功率 |
|---|---|
| 約1m | 96% |
| 約2.5m | 50% |
| 約5m | 20% |
1mからのパットは、極端な傾斜や集中力を欠くことがなければ、ほぼ入ります。しかし、2.5mになった途端に成功率が半減してしまいます。
このデータを知って以来、考え方が変わったというゴルファーも多いでしょう。私もその一人で、「世界のトップ選手でこの確率なのだから、入らないことでイライラする必要はない」と楽になったと言えます。
ただし、彼らがトップ選手たる所以は、2.5m以内から3パットする確率が1%未満であることです。このことから、50cm、1mといった短い距離をいかに丁寧に、たくさん練習するかが重要だと分かります。
■ 自宅でできる!ショートパットの精度を高める練習法
短い距離のパットに強くなるための、シンプルかつ効果的な練習法です。
1. まっすぐ転がす「順回転」の徹底
自宅にパターマットをお持ちでしたら、その距離でカップのど真ん中にまっすぐ打つ練習をします。
・ボールにマジックなどでぐるっと一周、線を書きます(専用道具も販売されています)。
・ボールが転がっている最中に、この線がゆらゆらすることなく一直線を描くように練習しましょう。
・1~2mで最も気にするべきはフェースの向きです。スイング軌道(イントゥイン)に気を取られず、インパクトの瞬間のフェースの向きに全集中してください。

2. 自分の「物差し」を作る:振り幅と転がる距離
パッティングにおける距離感は、自分の振り幅と転がる距離の関係を把握する「物差し」を持つことが重要です。
・例えば、肩幅くらいのスタンスで、パターの振り幅が「右足から左足まで」の場合にどのくらい転がるかを確認します。
・その半分の振り幅、その1.5倍の振り幅ならどうか、と距離を確かめて「自分の物差し」を作りましょう。
・注意点:ドライバーなどのフルショットとは違い、フォローへの勢いで飛ばすのではなく、あくまで距離調整が勝負です。フォローが大きくなりすぎないよう、左右対称の振り幅を守って振りましょう。鏡を見ながらチェックするのがおすすめです。
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■ コースにある練習グリーンでの目的
1.「距離感と曲がり」の確認

コースにある練習グリーンでの目的は、打ち方の練習はもちろんですが、ラウンド直前の練習としては特に「コースのグリーン状態」を確認することにあります。
練習グリーンで自分なりの3m、5mを打ってみて、以下のことを確認しましょう。
| 確認事項 | 目的 |
|---|---|
| 距離感 | ①想像通りの転がりか? ②思ったより速い(or 遅い/重たい)グリーンなのか? |
| 曲がり方 | ①想像通りの曲がり方か? ②思ったより曲がる(or 曲がらない)のか? |
これらを確認して自分の物差しをその日のグリーンに合わせて微調整することが、練習グリーンの最大の目的なのです。
スタート前のわずかな時間でも、必ずグリーン状態を把握する時間を取りましょう。
2.ロングパットの距離感:80%の距離を打つ意識
コースのパター練習では、自宅ではなかなか練習できないロングパットに時間を割くのもスコアメイクのポイントです。
1m圏内に寄せられれば最高ですが、まずはカップまでの80%の距離を打てるようになることを目指しましょう。
・10mのパットなら8m、20mのパットなら16mくらいを狙い、確実に近くに寄せたいものです。
・ロングパットは振り幅だけでは対応が難しく、振り幅 + 〈インパクトの強さ〉が必要になります。
・強さの強弱で距離を飛ばす感覚を養う練習をしましょう。
■ 3パットを減らすための最重要ポイント
過去にコースのグリーン状態を全く確認できずパター練習をせずにスタートし、最初のパットが恐ろしかったのを記憶しております。コースのグリーン状態が全くわからないからです。数値だけでグリーンの状態を想像し、パッティングに活かせる方は、かなりのセンスと経験をお持ちだと言えます。
とにかく3パットを減らすためには、以下の3点が最重要です。
・1mのパットに強くなること!
・自分の「物差し」を必ず作ること!
・コースではその物差しを微調整して距離感を合わせること!
まずは自宅での3分間の素振りやマット練習から、まずは始めてみましょう。
■ ゴルフ上達への近道は練習にあり!
ゴルフはある時ふとコツを掴めたり、ずっとやってきた練習が身を結ぶ瞬間がありますが、その道のりは地道です。飛び越えて上手くなることは少ないかもしれません。
コツコツやること、そしてその練習方法を工夫することが上達の近道だと思います。「どのような練習をすれば良いか」を考えて工夫することで、上達のスピードは格段に上がります。
「自宅にマットを置くスペースがない」「よりリアルな傾斜や距離感を試したい」という方には、最新設備の整ったインドアゴルフ練習場での練習がおすすめです。
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インドアゴルフで「コツコツ」と練習を積み重ね、スコアアップをめざしましょう。
伸び悩んだ時は、ティーチングのプロに、スコアアップを目指した効率的なティーチングを受けるのも上達の近道です。
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